ヤマコーでは、社員ひとり一人が
技術に真剣に向き合い、
日々切磋琢磨
しながらものづくりに取り組んでいます。
一人ではできないことも、
力を合わせることで成し遂げられる。
そんな強いチームワークが
高い技術を生み出しています。
Episode 1
「リレーのチームワーク」
お客様からいただいた機械部品の製造依頼。設計→金型製作→熱間鍛造→機械加工→検査という工程を経て、納品まで通常2~3ヶ月かかる案件でしたが、お客様の答えは「納期1ヵ月でできるなら」とのこと。
各部署が話し合い工程を算出し、30日になら短縮できると踏んですぐさま受注。各部署がチームワークを発揮し、スピードアップをしながら少しずつ納期を縮め、まるでアスリートのリレーのようにバトンを引き継いで、なんと3週間で完成。お客様に多いに喜んでいただけました。
“お客様のため”と全員が心を一つにして、真剣勝負で取り組んだこの経験はひとり一人の自信と成長に繋がり、私たちの大きな財産となりました。
Episode 2
「自分で見つけたやりがい」
各班で使用している機械なのに、掃除を行ってもいつも拭かれていない場所がありました。みんなが拭かなくてもよい場所と思いこんでいたのでした。
ある日、一人の若手社員がその場所を拭き始めました。拭けば吹くほどピカピカ輝きを放つ機械を見て、他の班も拭き始めました。いつしか、「拭く→磨き」競争が始まり、どれだけ拭いても、この若手社員には勝てず、みんなで“彼が優勝者だ!”と認めました。あとで本人に聞いてみると「その機械がやさしくなった」という印象を受け、普段のプレス作業も気持ちが入ってうまくなったそうです。そういった心がけが3S活動にもなり、ひとり一人の自信とやりがいにつながっています。
どんな小さなことでもやったことに対して必ず評価し、誰でも活躍できる場所があるのが、ヤマコーの魅力です。
Episode 3
「YPMカイゼン活動とは」
「カイゼン」をヤマコーでは「YPMカイゼン活動」とよび年2回発表会を開催し、今年で24年間継続しています。高い品質と安全が求められる鍛造製品において日々技術を高めるため、またカイゼン活動を大事にしております。
その発表会のため各部署でテーマを掲げてYMPの進捗状況を報告とあわせて品質会議も品質向上のため月に1回開催しております。そのうえで作業上で問題が起こった場合、「対策」と「歯止め」を優先しながら、改善点を明確にし、ルール化するまで徹底的に組み立て直します。
こういったカイゼン活動に取り組み、技術・品質向上に努めて参ります。